与えすぎないエイジングケアで人気の『オルビスユー』に新アイテムが登場しました。

2019年9月1日に発売された先行型美容液の「オルビスユー セラム」です。

オルビスユーは基本の3アイテム(洗顔・化粧水・保湿液)だけでも、肌馴染みが良く、保湿力が高いと評判でした。

ここに先行型美容液が加わることで、肌の潤いをさらにアップ!という狙いがあるようです。

オルビスユー セラムの効果は実際どんな感じなのでしょうか? 口コミ情報を手がかりに検証してみましょう。

先行型美容液「オルビスユー セラム」の効果とは

オルビスユー セラムの効果は、ひとことで言うと水分保持能力の向上です。

オルビスユーは肌内の水分を循環させる働きを持つ植物由来成分(キーポリンブースターと呼ばれています)を配合し、保湿が売りになっていました。

先行型美容液を併用すれば、さらに乾燥しらずの肌になれるということなのでしょう。

朝、スキンケアを行った直後の肌の潤いには満足できても、時間が経つにつれて乾燥していく、という経験はありませんか?

私はあります! というかいつもそうですw

だいたい夕方ごろになれば乾燥でファンデーションが浮き、粉をふいてきます。そして、一番嫌なのがファンデが毛穴に落ちて見るも無残な肌に成り下がること!

朝の肌がずっと続いてくれればいいのに、と常々思っていました。

ポーラの研究によれば、ローションのみの場合に比べ、セラム+ローションを併用した場合には、8時間後の水分保持率が約1.7倍に向上するそうです。

オルビスユーを愛用している方であれば、セラムを導入して肌の潤いをさらにアップさせたいところです。

問題は、肌の水分量アップが理論通りにいくのかどうか、体感できるかどうかですよね。

効果なし?オルビスユー セラムの悪い口コミ

オルビスユーセラムを実際に試した人の口コミをチェックしてみたところ、ちょっと気まずい?ことに悪い評価がけっこうありました。

といっても肌が荒れるといか、香りが悪いとか、積極的に悪い部分があるというわけではなく、良い部分がピンとこないという感じ。

可もなく不可もなく、使っても使わなくてもそこまで変わらないのでは?という意見なんです(うーん、手厳しい!)。

アットコスメさんのオルビスユーセラムのレビューの中から気になったコメントを引用してみましょう。

『正に、可もなく不可もなくといった感じ。特別良いわけじゃないんですが、悪いところも全く見つからない』

『使わないよりは、良いのかな? な感じで、邪魔はしないので、使いきりはしました。リピートは今のところないです』

『他の導入美容液を使っていますが、比べると、オルビスのものは化粧水の浸透がそれほどよくならず、使わなくてもいいかなという使用感でした』

『ある程度の効果はあるかもしれませんが、お値段のわりにコストパフォーマンスがよくないので3回目のリピ買いは悩むところ』

『ただ凄くいい!ってこともなくまぁいいかなくらいです。ただ肌荒れとかもなく、肌が少し綺麗になった気がする』

効果はあった!オルビスユー セラムの良い口コミ

最初に悪い口コミばかりを取り上げてみましたが、それだとちょっと意地悪ですよね。

実際には良い口コミもたくさんあります。次に、効果を実感できた人の口コミを引用してみましょう。

『オルビスユーローションはとろみのあるテクスチャーで馴染ませるのに時間がかかりますが、このセラムを入れると格段に浸透力が上がる』

『この商品を使う使わないで翌朝の肌が全然違います』

『こちらを使うと肌の潤いが変わります。化粧水の浸透も良くなり、とにかくずーっとお肌が潤い、モチモチしている感じ』

『このセラムを使用してから化粧水を使用すると、ぐんぐん化粧水が肌に取り込まれて馴染んでくれる感覚があります』

『肌の乾燥が気になっていましたが化粧水と乳液にプラスしただけで肌の調子がよくなりました』

このようにオルビスユー セラムを使ったことで肌が潤った、調子が良くなったという人もたくさんいらっしゃいます。

これは想像ですが、もともと肌の乾燥が気になっていた人ほど、肌のちょっとした変化に気づいて「効果がある!」と評価したのではないでしょうか。

反対に、セラムなしでもそこそこ潤っていた人、まだまだ肌が若い人は、使っても使わなくても違いがないように感じた可能性があります。

いずれにしてもオルビスユー セラムは劇的な保湿力を持つアイテムではないといえるでしょう。あくまでも引き立て役であり、主役は化粧水になってくるのかなと思いました。

良くも悪くも「控え目」なアイテムといえるでしょう。悪い口コミを見ても、積極的に悪いところがあるわけではないので、使って困るということはなさそうですね。

なので優先順位は化粧水なんかよりも低くなるでしょう。オルビスユーの化粧水を使っていないのにセラムだけ使うというのはちょっと考えられないかな。

オルビスユーの化粧水が気に入っている人が、プラスαの浸透力を期待して付け足すもの、という位置づけでしょう。

30代からのエイジングケア化粧品「オルビスユー」

そもそもオルビスユーについて知らないという人のために、簡単にではありますがその特長をお伝えしておきますね。

オルビスユーはもともと「油分を含まない」という独自のコンセプトを掲げたシリーズでした。

油分を含まないということは、皮脂の過剰分泌による毛穴の開きやニキビ予防にとても良さそうですよね。

ただ、油分でフタができないとなると、乾燥がちょっと心配です。

この点は、「水ワセリン」と呼ばれる、水ベースの高保湿の成分が配合されているので大丈夫。化粧水のテキスチャーはトロっとした濃厚タイプですが、肌につけるとさらさらとしてきます。この独特の感触は"トロパシャ"と表現されます。

洗顔はクレイタイプでモコモコの泡が特長。洗浄力はそこそこあるので、肌がデリケートな人は刺激を感じる可能性があります。

モイスチャー(保湿液)は、肌のツヤづくりを重視しており、かなりの高保湿。肌の印象は頬で決まるという観点から、頬の潤いキープにはかなり力が入っていますが、賛否両論があります。

潤うから最高!という人もいれば、テカる、べたつく、という声も…。

いずれにしても、オイルフリーでありながら、かなりの高保湿を狙ったエイジングケアアイテムがオルビスユーだといえます。

40代、50代はオルビスユーを使えるのか?

オルビスユーに関して、もっとも熱心に議論されているのは、「40代以降も使えるのか」という問題ではないでしょうか。
というのも、オルビスユーのキャッチフレーズに『30代からの分岐点エイジングケア』というものがあり、30歳前後の人をメインターゲットとしていると読み取れるからです。

「分岐点を過ぎてしまった40代には合わないのか?」

「私は50代だけど、使ってみたいのだが…」

という声が非常に多く、実際には幅広い年齢層の人に愛用されているようです。

【関連】オルビスユー 40代の口コミ!合わない?乾燥する?

とはいえ、もともと30代を対象とした化粧品を、40代、50代で使うとなれば、「浸透しない」「保湿が物足りない」となっても不思議はありません。

オルビスユーはシンプルケアが特長なので、肌のたるみや深いシワといった、深刻なエイジングサインへの効果は実はあまり期待できないというのもあります。

なので、40代以降でオルビスユーを使うのは、賭けのようなものでした。

このような、オルビスユー年齢層問題を背景に、今回の先行型美容液(ブースター)登場の意味を考えるとどうなるでしょうか?

オルビスユー セラムは40代以降に向けたメッセージだ!

30歳前後でエイジングケアをする女性は多数派ではありません。だからこそ、そこに新しい市場があるとオルビスユー関係者は考えたでしょう。

そして、「30代は肌の分岐点」であるとして、この年齢層の人にマーケティングを仕掛け、それは見事に成功しました。

あえて30代に絞り込むことで、リニューアルしたオルビスユーを強く印象付けることができたのです。

しかし、予想していない反応も現れました。

オルビスには、もう何年も愛用してくれているファンがいます。リニューアルしたオルビスユーをぜひ試してみたいと考える人たちです。彼女たちは40代になっていました。

「30代からの分岐点エイジングケア」というキャッチフレーズを見て、「なんだ…私はもう対象じゃないんだね」とさみしい気持ちになったのは言うまでもありません。

それなのに怒るどころか、健気にも「私、40代だけどオルビスユー使っていいのかな?」と、ちょっと後ろめたさを感じながら購入していったのです。

このように、こっそりとオルビスユーを購入する40代、50代は後を絶ちませんでした。

そんな姿を見た担当者は、

「オレは、オルビスを愛してくれる人たちに、なんて仕打ちをしてしまったんだ…」と泣きました。彼女たちに、オレがしてあげられることはないだろうか。

40代といえば、スキンケアの浸透もだんだん悪くなってくる年代です。そうだ!40代以降の肌にもオルビスユーがしっかり浸透する新アイテムを投入しよう!

美容液は美容液でも、化粧水の前に使う先行型美容液、これだ!

オルビスユーの対象年齢である30歳前後の人には、まだそこまで必要ないはずのブースターが、ここにきて新登場したのはなぜか?

もうお分かりかと思います。

オルビスユー セラムは「30代からの分岐点エイジングケア」によって切り捨ててしまった、40代以降に向けた和解のメッセージだったのです。私はそう解釈しました。

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